トレースした後の一筆目。描きたかったものが、実在し始める瞬間。 このときが、一番幸せ。

自分でも驚いた。あんなに憧れて、憧れていたMギャラリーのM氏にこないだなんて言ってたか聞かれて、 あたしなんも覚えとらん。緊張して忘れちゃったのか。 あたしが若年性アルツハイマーか。 こういう場で、 かつらはなんも言えない。 知識薄弱 しかも他人…

今思えば、 始まりがどこかわからない。人との間にうまれる切なく涙がでそうな、やさしさのループ。裏切ってはいけない なのか。 今が既に裏切っている状況なのか。 彼女の思いつきと励ましが おなかの中でエコーする。

難しく考えていた事が やってみれば、こんなに容易かったことにきずく。 臆病なあたしの作り上げた壁を壊すために今日のわたしができたこと。