盲目の人

口は災いのもと。


わたしが彼を盲目にした。わたしはそう思う。
もしかすると、実際は違うのかもしれない。彼はあたしに出会って盲目にきずいた。


もう彼には、私しかいないもかもしれない。いや、いなかったのかもしれない。

私の行動が、私を外界からの不信感にまとわらせる。
信じていてなんて言葉はなんてうっすぺらくて無責任。


もう、しゃべることにも疲れてきた。

わたしの生きる力のなさが、
人の生きる力を奪ってしまうらしい。
わたしには、大切の仕方なんてわからないんだ。
わたしはいったい何度人の心を壊せば気が済むのか。