荒療治

人間は過去を美化すると先に進めません。

その上で、あたしは今日まで大きな問題をかかえてました。
でも、いっこの風船がパチンと割れてあら不思議です。少し浮いているあたしの体は、地面に少しちかずいたのです。

地面を踏みしめること。
人はそれを「現実を見る」と言う。

あたしはそんなもの見るつもりはさらさらないけど、風船が増えすぎちゃうと、引っ張る紐であたしは息をとめられちゃう。

少し飛びすぎたあたしは、少し戻る事を希望しています。

だから、これでよいのです。

あたしの背中についているのは、大きな気球なきがするのは、気のせいだよね。
うん。

よくある話です。