モノを申さぬ貝になりましょう



それを


望むのなら。





申さなくとも



心はここにあるのですが。




たとえだれが 拒もうと。
自分自身ですら、操作することはかなわない。
心は

そこにあるもの。



種を巻きましょう。
新しい種を。



季節が来たから



もう


偶然に起こる、一瞬のために。
心をすてることはしたくないので。



あるがままに。




在ればいいの。







全てを受け止めて、前をみすえることができれば。


きっとあたしも死ぬ前には、「一片の悔い無し」って言えるから。



それだけ


あればいい。
あとのことは



水の流れるが如く


まかせてしまえ。

全ての在り様を、受け止めていきましょう。


「無常」は、
諦めの境地ではない。
悟りの言葉であって、
猫背ではなく、背筋を正して吐く言葉である。



と。




馬鹿は馬鹿でも、
こういう馬鹿なら救われる。



浅はかな人間 一人の意思なんて、
でも。自分から、捨てたりしてはいけないから。



あたしは女だから。
強く、生きていける。