今日
ずっと目を合わせてくれなかったK先生が今日目を合わせてくれた。
厳しい人に受け入れられることは嬉しいことだ。
最近自分に足りないものをたくさん感じる。
本を読んだ。
悲しみは心を耕してくれるらしい。日本人の生活に根付く感覚。
あたしはそんな日本の情緒を誇りに思う。
長調の曲よりも単調の曲のほうが、人の情緒を誘う。
自分の作品にも、「悲しみ」には重きを置いてきた。自分の人生においてもそうだ。
大きな悲しみにには、人は意味をさがす。それは自分にどんな意味があるのか。
悲しみの語源は「〜しかねる」らしい。出来ない事から探すもの。
見つける事ができるだろう。
人の宿命を考える。与えられた能力を考える。
全てをもっている人間はいないが、何ももっていない人間もいない。
もう人生の1/3が終ろうとしている。
悲しみを受け入れて人は深くなれる。宮澤賢治は最高だ。