ヤマアラシのジレンマ

この世に生きる全ての人が、ヤマアラシと同じジレンマをもつというのなら
なぜ世間の人は 孤独を生きていないのでしょうか。

寒くて、抱き合ってお互いの体を温めようと思っても
そのトゲが痛いので抱きしめ合うことはない。
ただ近づくだけでうらめしそうにじっと相手を見つめているのでしょう?

あたしはどんなに寒くても、
トゲで痛いのは嫌だから、抱きしめることはしない。
ただ、同じ気持ちをもってうらめしそうにこっちを見ているもう一匹がいるんなら
寒さはしのげなくても、何かはしのげる。

トゲの痛みを含めて寒さをしのぐのか
ただ、うらめしそうにみてるのか。

それも、きっと自分に由るのですね。

ただ、世間という大多数の個人がそれを選んでると
その選択肢に素敵な何かがあるのかと想像してしまう自分がいるのも事実なのです。

まあ、よくわかりませんが。